今回は、10万円から投資を始める方法についてまとめてみました。
今回の記事はノウハウというよりはマインドよりです。どの株を買えば儲かるというわけではありません。マインドである基礎を理解して投資の仕方を学びましょう。
明確で適切な投資目標の設定
適切な投資計画を立てましょう。投資目的及び、重要な前提条件について知ってまとめることからスタートします。
投資計画はそれぞれの投資家に適したものである必要があるため、単に他人の戦略をまねるのではなく、ご自身の状況にあてはめて考えることが重要です。なので、他の人が儲かったからと言って投資先を選ぶのはNGな行為でもあります。
多くの投資家は長期的な視点に基づき投資を行う必要がありますので、投資計画はマーケット環境の変化や、不測の事態に柔軟に対応できるように設計しておく必要があります。
また、一度決めた投資計画は、定期的にその計画内容を見直すことも大切です。
幅広く分散しているファンドに投資し、 適切な資産配分をする
投資目的ができたのであれば、次は目的を叶えるための投資配分をしましょう。1つの株を一気に買ってしまってはリスクが大きすぎます。
自分でどれだけのリスクを冒すのか、そして、そのリターンで得られるものをまとめましょう。
リスクを軽減するためにはアセットアロケーション(資産配分)から決めます。複数の資産を持っておくことで特定の資産をもつよりはリスクを軽減することができます。分散投資は金融業界の真理を厳密に検証して応用された戦略でもあります。
コスト(手数料など)の最小化
コストは最小にすることを考えましょう。
マーケットである景気や市場の詳しいことは予測不可能です。しかし、コストは常に発生します。投資コストが低ければ低いほどリターンとして手元に残るお金は増えていきます。
また、マーケットは予測不可能と言いましたが、コストである手数料などは調べればコントロールが可能です。自分の手元に残る資産を増やすためにもまずは調べることをおすすめします。
やみくもに購入するのはやめましょう。
長期的な視点を
投資は、時に大きな感情の波をもたらします。マーケットの混乱に直面すると、投資家の中には衝動的な行動を取ってしまう人、逆に思考が停止してしまい、投資戦略の実行や必要なリバランスができなくなる人も出てきます。
しっかりとした自制心と長期的な視点を持ち続けることで、たとえマーケットが不安定なときでも、投資家は投資目標の達成に向けて、焦点を定めることができるようになります。
まとめ
今回は、投資初心者に見てほしい10万円から始める投資の仕方のマインド編ということでいろいろな文献からまとめてみました。投資は儲かるからするのではありません。まずは投資とはどういうものなのかということを知る必要があります。投資の内訳を知り、資産運用をする上での碁盤を作り上げましょう。