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呪術廻戦の元ネタ解説まとめ『十種影法術』や『受胎九相図』など

呪術廻戦

『禪院家』相伝の術式・十種影法術元ネタ

 

伏黒恵が使う呪術であり、御三家の一つである『禪院家』相伝の術式が、十種影法術です。

そのモデルは十種神宝(とくさのかんだから)だ。二つの鏡、四つの玉、3種類の比礼(スカーフ)と1つ剣で構成されていている。宝には、それぞれの紋様があり、伏黒が使う式神達にも、紋様が刻まれている。そして、伏黒の切り札である「八握剣異戒神将魔虚羅(やさかのつるぎいかいしんしょうまこら)」は、十種神宝のなかで唯一の剣である「八握剣」をイメージされた式神です。

八握剣は“悪霊を祓う”力を持っており、魔虚羅の武器も対呪霊に優れた「退魔の剣」を持っています。また、詠唱である『布留部由良由良(ふるべゆらゆら)』は十種神宝の一つであ死返玉(死者を蘇らせる)の力を解放する呪文です。宿儺は伏黒に「やって欲しい」ことがあるようで、ヒロインを救うヒーローのように伏黒を助けたりとお気に入りのようだ。設定上でも十種影法術は完璧に使いこなせた者は、誰一人として存在しないようですし、まだまだ先がある術式なのかもしれません。

受胎九相図の元ネタ

明治頃に御三家の汚点『加茂憲倫』が、呪霊と受胎する特異体質の女性を使って、制作した特級呪物が受胎九相図です。元ネタはズバリ『九相図』です。これは死体が腐っていく様を九つの絵で描いた絵画で、名前がまんまキャラクターの名前だったりする。

脹相(ちょうそう) – 死体が腐敗によるガスの発生で内部から膨張する。
壊相(えそう) – 死体の腐乱が進み皮膚が破れ壊れはじめる。
血塗相(けちずそう) – 死体の腐敗による損壊がさらに進み、溶解した脂肪・血液・体液が体外に滲みだす。
膿爛相(のうらんそう) – 死体自体が腐敗により溶解する。
青瘀相(しょうおそう) – 死体が青黒くなる。
噉相(たんそう) – 死体に虫がわき、鳥獣に食い荒らされる。
散相(さんそう) – 以上の結果、死体の部位が散乱する。
骨相(こつそう) – 血肉や皮脂がなくなり骨だけになる。
焼相(しょうそう) – 骨が焼かれ灰だけになる。

上記三つまではモチーフとなったキャラクターが登場しています。今後の物語の展開に置いて『受胎九相図』は重要なキーパーソンになってくると思われる。彼らは兄弟として強い絆で結ばれていて、脹相に至っては長兄としての認識が強く、自身の能力によって主人公の虎杖が兄弟であると、確信するのだ。虎杖は、驚異的な身体能力、何千年間も現れなかった宿儺の器と、謎が多い。今後はどうなるのか?

宿儺の元ネタ

主人公の虎杖悠仁に受肉した宿儺は、呪術全盛の時代に実在した怪物で、当時の呪術師が総力を尽くして挑んだが敗北するほどの怪物であると、原作では描かれている。この漫画のキーパーソンであり、最も重大な存在である宿儺の元ネタは日本書紀に登場する両面宿儺だ。

両面宿儺は、四本の腕、四本の足、前後に顔を持つ異形の存在として描かれていて、日本書記では、豪族として天皇に討たれたことになっている。しかし、伝承が伝わっている岐阜県の飛騨では、救国の英雄として祀られていることからも謎が多い。もしかすると、飛騨を統治する英雄であったが、政府と揉めて敗れた可能性がある。歴史とは常に勝者の都合で記録されるものだ。宿儺も悪として、記憶されたのかも知れない。

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